子供の教育で意識すべきこと
24時間体制の病棟で働く看護師の場合、基本的に夜勤と日勤が混在したシフトで働くことになります。昼夜問わないシフトにより、働く時間がまちまちになれば、家族と過ごす時間も少なくなります。実際、子育てへの影響を懸念するママさん看護師は多くいるのではないでしょうか。
子供を教育するうえで、「勉強をしっかりしてほしい」「見ていないときもいい子でいて欲しい」と考えるのは、すべての親が望むことです。そんな中、子供が思い通りにいかないと、厳しく叱ってしまう場面も出てくるかもしれません。そして必然的に看護師という職業上、子供を見る時間は限られてきます。時間と心に余裕がなく、より強く叱りつけるケースも出てくるでしょう。そのほか、子供への過度な心配から色々な行動を制限するようなケースも見受けられます。
それらの教育は子供に対してマイナスな影響を与えます。なぜならば、それはいずれも子供の自己肯定感を下げてしまう行為だからです。子供は親に認められ、愛されたいと思う気持ちが特に大きいもの。そのため、躾の場面において「お母さんがっかりした」などといった言葉を使うのはタブーです。自己肯定感が下がり、認めてもらえる居場所も失えば、誰かを信用することができなくなります。「こうしてもらえるとお母さん嬉しいな」など子供のモチベーションを高められるような前向きな声がけを意識しましょう。
そして、勉強面での教育ではなるべく側で見てあげる時間を作るのが大切です。親子で15分間一緒にドリルを解くだけでも違います。側で見ることで互いの信頼感は上がり、褒めてあげれば子供の自己肯定感アップにもつながります。塾に通わせる場合は、きちんと理解できているかを確認することが大事です。学習が身についていなければ、塾に通わせている意味はありません。とにかく子供の教育では、きちんと寄り添う姿勢を持つことがなにより重要です。もし、子供との関わり方に不安を感じているのなら、ママさん看護師に向けた子育てのヒントを参照してみてください。